就職や転職の道具としての貿易実務
貿易実務は就職や転職に役立つの?
「貿易実務は就職や転職の役に立ちますか?」 資格試験講師をしているとよく聞かれます。「間違いなく役に立ちます!」と私はいつも答えています。 なぜなら私はかれこれ7~8回転職する中で貿易実務に助けられてきたからです。 雇用形態はいろいろ(派遣、契約、正社員)でしたが最初に転職した当時から現在まで、ありがたくも貿易実務担当者として仕事を続けることができています。たくさん稼げるわけではないですが、手堅く仕事が得られるものと思ってます(派遣社員であっても他の事務職より時給が良いので、フルタイムで働けば都会でも飯を食っていけます)。 また貿易関連の会社は幅広く、業態では商社・メーカー・小売りがあり、それらは様々な業界の商品を取り扱っています、また関連業種には船会社/航空会社・NVOCC・通関業者、外為銀行や保険会社もあります。これらの中から自分に合うキャリアを探して”JOB HOPPING“するのも楽しいですよ!
仕事をもらえる貿易実務者になるには?
ところで私事ですが、仕事が途切れないのはいいけど、なぜそんなにたくさん転職したかというと、貿易実務者を目指して最初に転職した商社が2年程で倒産してしまったので更に転職せざるを得なかったからです。当時はまだ実務は素人だったので、その後は実務能力をつけるために、まず自習で貿易業務の「知識をつける」それから貿易関連の会社に派遣や契約社員として潜り込んで「OJTで実務を経験する」というサイクルを色々な会社で繰り返していたら転職のプロになってました(笑)。 仕事ができるフリして入社後に学ぶわけですから、採用してくれた会社はずいぶん迷惑だったかも知れませんが、能力不足は常にガンバリで補ってきたつもりです(汗)。 当時の私の座右の銘は” Fake it until you make it ! (成し遂げるまではフリをしろ!)” でした(笑)。 というわけである程度勉強したらすぐ働いてしまいましょう!